2017/02/27 15:58

再びこんにちは、福ちゃんです。

雲火焼の歴史や特徴については、赤穂瀬戸内窯のHPや、ショップの「ABOUT」にも簡単に紹介させていただいております。

が、なんだか専門用語が多くてわかりにくいような気も・・・??


で、まず今回は雲火焼の特徴のひとつである、「無釉」について ひらたく お伝えしたいと思います。


「無釉」つまり、「釉薬を使用していません(釉薬無し)」ということです。

釉薬(ゆうやく)とは、素焼(すやき)の陶磁器の表面に光沢を出し、また、液体がしみ込むのを防ぐのに用いるうわぐすりです。焼成するとガラス質となって陶磁器をコートしてくれるので、ほとんどの陶磁器に使用されています。


ところが、雲火焼には釉薬を使いません。

では、どうやって艶や光沢を出しているのか??水漏れは大丈夫なの??

気になりますよね~


雲火焼は、きめこまか~い土で形成しているため、水漏れがおきません。土作りは大切です。

また、焼成前の段階で、何度も何度も、乾かしては磨き、また乾かして磨くことで、釉薬をつかったような光沢を出しています。(イメージとしては、泥団子でしょうか。磨いて磨いて、ピカピカになった泥団子、見たことありませんか?)

さらに、季節や天気によって乾き具合がかわるため、技術と細かな神経が必須。ちょっと気を抜いて乾きすぎると、磨いても傷になるんです。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。

こうして、雲火焼が出来上がるまでには、実に18もの工程を必要としています。


いかがでしたか?雲火焼について、少しでも「なるほど~」と思っていただけると嬉しいです。

ちなみに、桃井ミュージアムでは雲火焼の陶芸体験もしていただけます。是非一度、いかがでしょうか。

皆さんが形成した葉皿を、実は後日、作家が大切に磨いて磨いて、磨きあげて焼成しております(^_^)